談楷書は清末民初の弘一法師の写経文字を参考にデザイナーのオリジナルデザインを融合させることで誕生した書体です。開発したデザイナーは元々、弘一法師の素朴で人々を魅了するような書法に感銘を受けて研究を行っていました。その力強いストロークにはレトロな味わいが色濃く表現され、また丸みのあるラインも加えることで、生き生きとしたイメージで骨組みをすることにより、端正でありながらも力のある書体となっています。書籍や散文、詩などに適しています。やや明るいトーンで組みわせことにより、伝統的な書道と違い、爽やかなイメージが出てきます。