気になるフォント「教科書体」
今回気になったのは、『教科書体』です。
新入学生を迎えるこの時期、この教科書体を使って授業用のプリントを作ったり、この時期お問い合わせが多くなる書体です。
教科書体とは「小学校の教科書で使われる筆書きの楷書体に近いもの」となっていて、文部省の学習指導要領で提示されている字体です。
今回通常の明朝体と「教科書体」で比較してみました。
こうやって並べてみると、文字の懐・大きさが明朝は幅いっぱいに作られているのに対して、教科書体は余裕がある作り(小さめ)に見えます。
「はね」や「押さえ」「とめ」などもよーく見ると、より慣れしたしんだ筆記体に近いのは教科書体だと思います。
教科書体はいろんなメーカーから出ていますが、FontGarageでダウンロードで取り扱いのあるメーカーは主に5社となります。
先日もイワタから「イワタ筆順フォント新教科書体」が発売開始になりました。
ということで「FontGarage 」で扱っているものをご紹介いたします。
【ダイナコムウェア】
・DF教科書体
【エヌアイシィ】
・JTCナミキ教科書体
・JTCナミキかきじゅん1 ※書き順を教えてくれるフォントです!小学1・2年生で覚えるかなと漢字
・JTCナミキかきじゅん2 ※小学3・4年生で覚える漢字
・JTCナミキかきじゅん3 ※小学5・6年生で覚える漢字
【イワタ】
・イワタ筆順フォント新教科書体 B
【シーアンドジイ】
・AR教科書体
【モトヤ】
・モトヤ教科書
【フォントワークス】
・ユトリロ ※ぽくない名前ですが、こちらも教科書体です
こんな感じで、教科書体も何種類かあります。
特に「筆順フォント」は、一般的な書き順が分かりやすくなっていて、教材にはもってこいかと思います。
実はFontGarageでも、海外の日本人学校で先生をされている方から、現地の方向けの教材として探されている事が多く、お問合わせもよくいただきます。
皆様も「教科書体」をお探しの時は、ぜひFontGarageをご利用ください!