
イワタのUDフォントへの取り組みは、パナソニック株式会社(旧・松下電器産業株式会社)との共同開発プロジェクトまで遡ります。開発にあたっては国内だけに止まらず、北米、欧州、アジアの
ユーザーによる厳しい調査が行われ、「視認性」「判読性」「デザイン性」「可読性」の観点に基づき開発が進められました。
最近の日本語では、和文と英文が混在することも多く、「英文+カタカナ」「英文+漢字」のような和文と英文の書体の親和性と
いったことにも重点がおかれました。最終的に完成したゴシックフォントは
パナソニック株式会社のコーポレートフォント(PUD フォント)として採用され、
2006年4月以降に発売されたパナソニック製品には、すべてこのフォントが使われています。
そしてイワタは2006 年10月、フォントベンダーとして初めてUDフォントをパッケージ化した
「イワタUD ゴシック(L/R/M/B/E/H)」をリリースしました。
イワタUD ゴシックは、表示パネルなどに適した「表示用」と長文のために“かな”を
変更して可読性を高めた「本文用」の2 種類のフォントを1 パッケージに同梱することで、
書体の使用範囲を格段に広げ、多くの企業に採用されました。2008 年4 月には「イワタUD 丸ゴシック(L/R/M)」を
リリース、そして2009 年10 月には待望の「イワタUD 明朝(R)」がリリースされます。
各業界のUD 明朝への期待度は非常に高く、イワタでは標準書体としての「UD 明朝R」と長文のために“かな・英数”を
最適化して可読性を高めた「UD 明朝R かなA」を同梱することで、様々な用途に対応できる書体としています。
今後も、ウェイトR とM の中間となる「UD ゴシック(RA)」をはじめ、「UD 丸ゴシック(B/E)」、「UD 明朝(M/D)」が
順次リリースされる予定です。